【必読】「自慢」こそが文明の利器!現場改善を燎原(りょうげん)の火のごとく広める私の画策

「燎原の火(りょうげんのひ)」とは、原野を焼き尽くすほど勢いのある火事、転じて、物事が勢いよく拡大・伝播していく現象を表現する。

これは私からの真剣な提案である

私は、現場のシステム改善、現場のDX推進を己の使命としている。今日もエクセル改善を実現してきたところだ。

しかし!広まるはずの喜びは現場止まり、なぜこの歓喜が広まらないのか?!

これは、私からの真剣な提案である。誰かの目にとまり、あなたの心に響くことを祈っている。

■ 序:私がこの提案書を書く理由(モチベーション)

世の中には、不器用なくせに妙にプライドだけは高い「大先輩(おやじ)」たちが溢れている。 我がグループ会社の150を超える現場も例外ではない。

彼らは、太古の昔から受け継がれてきた「コピペ地獄」や「手入力の三重苦」に喘いでいる。

私はそれを見るに見かねて、エクセルの新機能、パワークエリやらスピル関数といった、文明の利器を惜しみなく注ぎ込んでやった。

現場の所長たちは、まるで魔法を見せられた子供のように目を輝かせ、「これだよ、これが欲しかったんだ!」と大層な喜びようである。しかし、困ったことに、その喜びがその場限りで終わってしまうのだ。隣の出張所では、依然として別の所長が同じ泥沼でもがいているというのに。

技術は、一部の人間が独り占めするものではない。

私には、この「現場の笑顔」を150倍にする責務がある。

そのためには、お上品に「共有しましょう」などと宣っている暇はない。

人間の根源的な欲求——すなわち「自慢したい」という業(ごう)を利用して、この改善の波を一気に広めてやろうという魂胆である。

■ ユーザーという名の迷い子たち(ユーザーが主人公)

ターゲットは、日々数字と格闘する150の出張所長たちだ。彼らは実に損をしている。

  1. 孤独な労働 : 同じ悩みを持つ仲間がすぐ隣にいるのに、解決策を知る術がない。
  2. 情報の絶壁 : 本部からの通達メールは読むが、現場同士の「これ便利だぜ」という生きた情報は届かない。
  3. 「俺だけが苦労している」という呪い : 無駄な残業を美徳と勘違いし、改善の機会を自ら逃している。

彼らは決して怠け者ではない。見習うべき大先輩である。

ただ、隣の芝生がどれほど青く(エクセルがどれほど快適に)なったかを知らないのだ。

これを理不尽と言わずして何と言おう。

■ 解決の鉄槌(ザ・ソリューション)

私の提案は、実に単純明快だ。

改善サポートの「代金」として、所長に「 最低二名への自慢メール 」を義務付けるのである。

人間、自分が得をした話は誰かに話したくなるものだ。ましてや、長年苦しんできた業務が魔法のように一瞬で終わるのなら、その感動はひとしおだろう。 メール文化が根強い彼らには、メールこそが最強の武器になる。「おい、これを見てくれ。私のところはこんなに楽になったぞ。おまえさんもやってみたらどうだ?」という、気心の知れた仲間からの自慢話。これこそが、どんなマニュアルや通達よりも強力な動機付けとなる。

自慢された友は、必ずこう思うはずだ。 「あいつに出来て、俺に出来ないはずがない」 「俺も楽をして、あいつよりも得してやる」

この負けず嫌いの連鎖が、150の現場を駆け巡り、グループ全体の業務を本来あるべき形へと変えていくのだ。

■ 現実的な算段(まじめな話)

さて、ここは関係者たちを安心させるための堅実な話だ。私の頭の中には、すでに以下の設計図が出来上がっている。

主要機能(要件設計)

  • 自慢の強制トリガー: 改善サポート完了時、所長へ「自慢メール送信」を条件として提示するワークフロー。
  • 自慢専用テンプレート: 「パワークエリで神速化した」「スピル関数で表が勝手に動く」といった、凄さが伝わる(かつ送りやすい)文面集の提供。
  • 口コミ受付窓口の常設: 「あいつのメールを見たんだが、俺にもやってくれ」と、二番手・三番手が迷わず飛び込める専用フォーム。

成功の物差し(メトリクス)

  • 横展開の倍増率: 1つの改善サポートから、新たに何件の依頼が発生したか。目標は「1サポートにつき2件以上の新規依頼」。
  • 現場の業務削減時間: 全150拠点での累計削減時間。
  • 所長のニヤリ顔指数: 「自慢してやったぞ」という報告の熱量(定性評価)。

道標(マイルストーン)

  • フェーズ1: 直近の3拠点で「自慢義務化」を試験導入。
  • フェーズ2: 口コミからの依頼が来始めたら、受付窓口を正式に整備。
  • フェーズ3: 全150拠点へ「自慢の連鎖」を拡大し、エクセル野蛮時代に終止符を打つ。

■ 晴れ渡る空のような未来(ビジョン)

この仕組みが回り始めれば、現場の空気は一変するだろう。 150の出張所が、お互いに技術を自慢し合い、競い合うように業務を効率化していく。もはや一軒一軒営業に回る必要などない。

所長たちが自ら「次は俺の番だ」と手を挙げるようになるのだから。

改善されたエクセルの前で、所長がコーヒーを片手に「ふふん、もう終わったよ」と鼻歌を歌い、仲間にメールを書いている姿が目に浮かぶ。

世界は明るく、楽しく、そして何より効率的でなければならない。私のエクセルサポートと、この「自慢の仕掛け」が、それを実現してみせる。

■ 追伸:未来のクライアント殿へ(愛を込めて)

どうです、悪くない話でしょう? 人間の「自慢したい」というちょっとした虚栄心を、これほど建設的に活用する策を私は他に知りません。 承認のハンコ(あるいはメールでの快諾)をいただければ、早速明日から、最初のターゲット、いや、記念すべき最初の「自慢主」を仕込みに行ってまいります。

次の報告では、きっと「依頼が殺到して困っています」なんて、嬉しい悲鳴を上げているはずですよ。

<おわり>