皮つき筍の、簡単な茹で方を紹介します
工程はたったこれだけです!
1、筍を洗って土をおとす
2、筍の先端を斜めに切ったら、縦に切り込みを入れる
3、鍋に筍・ぬか・唐辛子・水を入れて茹でる
4、茹でた筍は自然に冷ます。完成です!
時間はかかりますが、簡単な作業です
コツを押さえて、皮つきの筍を茹でてみよう!
美味しいよ♪
![ストウブ鍋で茹で筍](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
今回使用した材料
・筍(中)3本
・米ぬか 1カップ
・鷹の爪 1本
※米ぬかは一握りぶんほどの量で充分です
![米ぬかと唐辛子](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
米ぬかを入れる理由
・筍のえぐみをとる
・筍の旨味を引き出す
鷹の爪を入れる理由
・くさみをとる
・防腐効果
筍の茹で方
①筍の下ごしらえをする(※1)
②鍋に、筍・米ぬか・唐辛子・水を入れたら中~強火にかけ、沸騰したら弱火で約1時間茹でる(※2)
③鍋のまま、完全に筍を冷ます(※3)
④冷めたら皮をむき、水をはった容器に筍を入れる(※4)
⑤冷蔵庫で保存する。完成です(※5)
![筍](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
※コツ・ポイント
※1筍の下ごしらえ
![筍をタワシで洗う](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
筍の表面についている土を洗い落とします
※タワシを使うと土が落としやすいです
![外側の皮をめくる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
外側の硬い皮を1、2枚はがします
![筍の赤いブツブツ](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
皮をはがすと、赤っぽいつぶつぶが出てきます
筍のつぶつぶは硬いですが、食べても問題ありません
硬い部分は牛肉や豚肉と一緒に、中華風にして炒めると美味しいです
![筍の穂先を切り落とす](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
穂先を斜めに約4~5cm切り落とします
筍の実を切り落とさないように注意して下さい
穂先を切るのは、火の通りをよくするためです
少し力を入れて切るので、指を切らないように気を付けましょう
![縦に切り込みを入れる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
穂先を切り落とした部分に、縦に半分くらいまで切り込みを入れます
切り込む深さは、2cmほどです
実を切らないように注意しましょう
縦に切り込みを入れるのは、火の通りをよくするためと、皮をむきやすくするためです
切り込みを入れるとき、手を切らないように気をつけて下さい
※2筍を茹でる
![鍋に筍と米ぬかと唐辛子を入れる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
筍が、重ならずにすっぽり入る鍋を用意します
鍋に、下ごしらえした筍、米ぬか1カップ、鷹の爪1本を入れます
※鷹の爪は種を取らずそのまま使います。輪切りの鷹の爪でも構いません
![鍋にたっぷりの水を入れる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
筍がかぶるくらい、たっぷりの水を入れます
中~強火で火にかけます
![筍を強火で火にかける](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
沸騰したら、弱火にします
※表面がポコポコするくらいの火加減です
![沸騰したら弱火で火にかける](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
落とし蓋をしたら、吹きこぼれないように注意しながら約1時間茹でます
※落とし蓋がない場合は、皿やキッチンペーパーで代用して下さい
落とし蓋をする理由は、
・筍が浮き上がってこないようにするため
・火の通りを均一にするため
![水が減ったら足す](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
水が減っていないか、ときどき鍋を確認します
水が減っていたら、落とし蓋の隙間から水を足して下さい
![筍に火が通ったか確認する](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
1時間たったら火を止め、筍に火が通ったか確認します
筍の太い部分に竹串を刺して、スッと通ったらでき上がりです
竹串が通らなかったときは、再度弱火で加熱します
茹で過ぎると筍の食感が悪くなるので、様子をみながら茹でましょう
※3筍を冷ます
![そのまま冷めるのを待つ](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
筍に火が通ったら、落し蓋をしたままの状態で完全に冷まします
※ゆで汁につけたままの状態です
自然に冷ますことで、しっかりアク(えぐみ)が抜けます
※4皮をむく
![茹でた筍を洗う](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
流水で筍を洗い、米ぬかを落とします
![筍の皮をむく](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
切れ目に親指の腹をあてます
![筍の皮をむく](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
皮を下にグッと下ろします
![筍の皮と実](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
皮の中から実が出てきます
![姫皮](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
むいた皮の内側に、柔らかく食べられる部分があります(姫皮)
捨てずに包丁で切り取って使いましょう
姫皮は千切りなどにして梅肉和えやきんぴら、味噌汁などに入れると美味しく食べられます
![筍のブツブツをとる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
下に付いているつぶつぶが苦手な方は、包丁で薄く取り除いて下さいね
![筍を水につける](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
筍の保存方法
筍がすっぽり入る容器を用意する
筍を入れたらしっかり浸かるくらい水を入れる
※筍が大きい場合は、半分に切って下さい
※5保存と日持ち
冷蔵保存で、約1週間日持ちします
保存するときの注意点
・冷蔵庫で保存する
・筍の表面が水からでないようにする
・一日一回、水を交換する
※保存状態が悪いと充分に日持ちしないので注意しましょう
1週間ほど日持ちしますが、日が経つと風味が落ちるので、2、3日で食べきることをオススメします
筍の選び方
![鮮度のいい筍](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鮮度のよい筍の選び方!
・穂先が黄色い
・切り口が白くみずみずしい
・下についているつぶつぶが紫がかった赤い色をしている
・つぶつぶの数が少ない
しっかり観察して、鮮度のよい筍を手に入れて下さいね
今回は、ストウブ鍋ラウンド24cmで筍を茹でました
![筍](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
「時間はかかるけど簡単にできるのよ」と母から教わりました
手間はかかりますが、自分で茹でた筍は格別です
醤油をたらしてフライパンで焼くだけでもご馳走です!
オススメはやはり筍ご飯です♪
[afTag id=32444]今回は、【大同電鍋】筍と油揚げで、筍ご飯を作ります ・油揚げの油はダシとして活用します・調味料3つで簡単に味付けします・しっかり吸水させた米でふっくら筍ご飯を[…]
※大同電鍋で炊いていますが、炊飯器でも美味しく炊けます
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
[PR]