今回は、
ブライン液に漬けた牛肉で、ローストビーフを作ります
・牛肉を柔らかくしたい!ブライン液の作り方・漬け方教えます
・失敗したくない!低温のオーブンでじっくり牛肉を焼く方法を教えます
・ブライン液に漬けた、鶏・豚・牛のレシピを紹介します
※工程を見ると難しく面倒に思うかもしれませんが、作ってみると意外に簡単なんです。挑戦して下さい!時間をかけて自分で作ったローストビーフに必ず感動します
(簡単な自己紹介)フクヒロキッチン・ゆき♪です。男女二人の子供を育てながら、スーパーのデリカコーナーで10年以上主任をしていました。お店の経験を活かしながら『 楽しく食べる 』話題を中心に情報発信をしています♪(プロフィールはこちら)
[PR]
今回使用する材料
ブライン液の材料
・塩 20g
・砂糖 20g
今回ブライン液に入れた材料
・Aローリエ 1枚
・Aローズマリー 1枝
・A人参スライス 適量
・A粒黒胡椒 大1
ローストビーフの材料
・オリーブオイル 大1
今回使う道具・芯温計
ローストビーフを作るとき、中心部に火が通っているか心配になりませんか?
芯温計があると、中心部の温度が計れるので安心です
私が使っているタニタの温度計。値段も手ごろで、他にもお菓子作りや油の温度を計ったりと色々使えるので便利です。私は使ったあとアルコール消毒して保管しています
牛肉を柔らかくする方法・ブライン液
ブライン液に漬けた牛肉は、その効果でしっとり柔らかくジューシーになります
魔法がかかったと思うくらい、美味しく生まれ変わります
ブライン液を詳しく記事に書いたので、ぜひ読んで下さい!
私がブライン液を使い始めた理由は、「鶏むね肉をどうにかして柔らかく食べたい!」と言う気持ちからでした現在、ブライン液を使い続けて、10年が経とうとしていますブライン液に鶏むね肉を漬けると、鶏もも肉に負けず劣らずのジューシー[…]
ブライン液の作りかた
ビニール袋に基本のブライン液の材料を入れたら、しっかり口を持ち上下に振って塩と砂糖を溶かします
- ブライン液の材料
- ・水 400cc
・塩 20g
・砂糖 20g
ボウルにビニール袋ごと入れておきます(後で、下ごしらえした牛肉を漬けます)
牛肉の下ごしらえ
フォークで牛肉を刺しまくります(全面に刺します)ブライン液が、浸透しやすくなります
ブライン液・漬け方と漬け時間
用意しておいたブライン液に牛肉とAの材料を入れ、空気を抜いて口を結びます
- Aの材料
- ・Aにんにく薄切り 1片
・Aローリエ 1枚
・Aローズマリー 1枝
・A人参スライス 適量
・A粒黒胡椒 大1
今回は塊の牛肉なので、漬け時間はひと晩~1日漬け込みます
私はいつも1日漬け込んでいます
[PR]
美味しいローストビーフの作り方
①牛肉をブライン液から取り出して、常温に戻す(※1)
②フライパンにオリーブオイル大1をひき、強火で牛肉の表面に焼き目をつける(※2)
③オーブンを120度に余熱する。クッキングシートをひいた天板に牛肉をのせ、40分焼く(※3)
④焼けたら天板を取り出し、牛肉にアルミホイルを被せる。もう一度オーブンに戻し入れ、焼いた時間と同じ時間休ませる(※4)
⑤最後にひと手間かけて、完成です(※5)
※コツ・ポイント
※1牛肉を常温に戻す
冷蔵庫から出した牛肉を、常温に戻します
常温に戻す時間は、30分~1時間
牛肉の水切りに使った、カンダの盆ざる。平らな形状で牛肉のような大きな食材でも、簡単に水切りができます。「カンダの盆ざるをオススメする理由」を記事にまとめたので、ぜひ読んで下さい
[ads-pos-1]今回は、ステンレス製【カンダの盆ざる】を紹介します ・ステンレスは、手入れが簡単!サビに強く耐久性があります・盆ざるは、水切りがとにかく早い!美味しい料理が作れます・カンダのリ[…]
※2牛肉に焼き目をつける
フライパンに、オリーブオイル大1を入れて強火で熱します
しっかり熱したフライパンに牛肉を入れたら、表面全部に焼き目をつけます
※3オーブンで牛肉を焼く
オーブンを120度に余熱します
クッキングシートをひいた天板に牛肉をのせたら、120度のオーブンで、40分焼いていきます
焼けたら中心部の温度を計ります(55度でした)
中心部に火が入っていない場合は、再度焼いて下さい(焼き過ぎに注意して下さいね)
※4牛肉を休ませる
焼けたら天板を取り出し、牛肉の上にアルミホイルを被せます(包みません)
オーブンの中で、焼いた時間と同じ時間休ませます
休ませた牛肉を、好みの厚さに切ったら完成です(ひと手間かけたい方は、※5まで)
※5ひと手間
牛肉の表面の水分を、キッチンペーパーで優しく拭きます(牛肉を強く押さえないで下さい!)
フライパンにバターを適量入れ、牛肉の表面を焼きます
美味しそうな色に焼けたら、取り出して好みの厚さに切って下さい
低温で焼いてから、時間をかけて休ませた牛肉は、切っても肉汁がこぼれません。しっかり筋繊維が肉汁を吸っています(とてもジューシーに仕上がった証拠です!)
[PR]
ブライン液効果!レシピの紹介
パサパサになりがちのお肉がしっとり柔らかに。ブライン液の効果を感じて下さい
私は約10年、ブライン液を使い続けていますなぜなら、パサつきがちな肉がしっとり柔らかくなるからです今回は、安い牛肉や輸入牛をブライン液に漬けてジューシーなステーキを作ります漬けるだけで牛肉の臭みも取れて一石二鳥です[…]
[afTag id=32444]今回は、【ブライン液】鶏むね肉で作る・油淋鶏のレシピ油淋鶏(ユーリンチー)とは油をすくいかけながら揚げた鶏肉に、醤油ベースの甘酢香味ダレをかけた中国料理です ゆき[…]
[afTag id=32444]今回は、【ブライン液】鶏胸肉の唐揚げの作り方です ・低脂肪でヘルシーな鶏胸肉を使います・ブライン液に胸肉を漬けて鶏胸肉を柔らかくします・ブライン液で基本となる下[…]
[afTag id=32444]今回は、ブライン液に漬けた豚肉で「ローストポーク」を作ります ・豚の塊肉も、ブライン液につけるとしっとり仕上げります・ブライン液に漬けた豚肉は旨味がUPして濃厚になり[…]
私は、ブライン液を使って10年以上が経ちます(なくてはならない存在です)ブライン液の1番のオススメポイントは、何と言ってもパサつきがちな肉をしっとりジューシーにしてくれるところです!今回は、ブライン液に漬けた低脂質の豚肉で[…]
ブライン液の効果で、牛肉を柔らかくする
まさに「魔法の水」ですね
塊の牛肉にも均等に下味がつくので、安定した美味しいローストビーフが作れます
低温120度で焼いて余熱でじっくり火を入れるので、とてもジューシーになるんです
時間をかけて、とびきり美味しいローストビーフを作りましょう
得意料理は?と聞かれたらもちろん「ローストビーフ」と答えて下さいね!
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
[PR]