《 人参しりしり 》は沖縄県の郷土料理で、( しりしり )とは方言で千切りやすりおろすといった意味があるそうです
《 人参しりしり 》は人参の千切りと卵を炒めて味付けしたもので、甘くてとても美味しいおかずです
人参と卵は用意しやすい食材なので、手軽に簡単につくれます
お弁当にも重宝するので《 人参しりしり 》の作り置きは、わが家の常備菜のひとつです

人参しりしりの作り置きの魅力
食材が簡単に手に入る
人参は一年を通して市場に出回り、価格も手頃なのでいつでも手に入ります
最近では色々とカラフルな人参もあり楽しめます
材料がたったの2つだけ
食材は人参と卵だけです。大抵のご家庭にあると思うので思い立ったらすぐに作れます
ツナ入りをよく目にすると思いますが、今回は2つの材料でさらに簡単にしています
調理時間が短い
工程が( 切る・炒める )だけなんです
炒め始めてから10分ほどで出来上がります。調理時間が短いのは嬉しいですね
常備菜として
人参しりしりは冷めても美味しいのでお弁当にもむいています。色々と使える人参しりしり、常備しておくと助かります!
人参の栄養・効能

【 β-カロテン 】体内でビタミンAにかわり粘膜の健康維持や抵抗力を高める。カロテンそのものの作用としては老化対策に役立つ
【 食物繊維 】腸内環境を整える
【 カリウム 】体内の塩分( ナトリウム )の排泄を促す作用がある
【 ビタミンA 】目や皮膚の粘膜の健康維持
【 ビタミンC 】皮膚や粘膜の健康維持。鉄の吸収をよくする。肌の老化防止
人参の種類・品種

大きく2つに分けると( 西洋種 )と( 東洋種 )がある
西洋種は五寸人参をはじめとする13品種、東洋種は金時人参をはじめとする17品種ある
まだまだ地域のブランドもあるので、思っている以上に品種が多いですね
人参の旬

私たちが一番食べている五寸人参の旬は10月から12月頃です
金時人参の旬は12月から1月頃です
美味しい人参の選び方

茎の切り口が小さいもの( 芯が細く、柔らかい食感が楽しめる )
ヒゲが均等に生えている( 健康に育った証拠、ただしひげ根が伸びているものは避ける )
表面が滑らかなもの( でこぼこしていないものを選ぶ )
ツヤがあり、色が濃いもの
【作り置き】人参しりしりで用意するもの
人参しりしりの作り方で使用する食材
卵 1個~2個
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1
だしの素 小さじ1
ごま油 小さじ2
人参しりしりの作り方
①人参の千切り
人参を洗います。ヘタの部分は土や汚れが溜まっている事が多いのでよく洗います( あれば野菜専用のタワシなどで洗ってください )

人参を千切りします
②人参を炒める|調味料と合わす
フライパンにごま油をひきます

人参に油が回るまで中火で炒める
油が回ったら( しょうゆ~だしの素 )までの調味料をすべて入れ、少し人参がクタッとなるまで炒める
③卵を入れ炒める

卵をそのまま割入れます
フライパンの中で解きほぐす感じで混ぜていきます。手早く混ぜていきましょう
④にんじんしりしりの完成
卵に火が通れば完成です。保存容器に移し替え冷めたら冷蔵庫に入れてください

最後に・・・
《 人参しりしりの作り置き 》うまく作れましたか?お弁当にも入れられるので本当に助かる一品です
惣菜屋で働いていた時は大人気のおかずでした。小さい子供さんからお年寄りまで幅ひろく好まれていた一品です
作り方など何かわからない事があれば、気軽にコメントくださいね
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました