私は約10年、ブライン液を使い続けています
なぜなら、パサつきがちな肉がしっとり柔らかくなるからです
今回は、安い牛肉や輸入牛をブライン液に漬けてジューシーなステーキを作ります
漬けるだけで牛肉の臭みも取れて一石二鳥です!
ブライン液も簡単に作れるので、ぜひ挑戦して下さいね
ブライン液とは、もともと塩を溶かした水のことを言います。現在は水に塩と砂糖を溶かしたものをブライン液と呼んでいます
![ブライン液に漬けた牛肉のステーキ](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
今回使用する材料
ブライン液の材料
・水 200cc
・塩 10g
・砂糖 10g
※ブライン液は、水に対して5%濃度の塩と砂糖を溶かした調味液です
こちらの記事でブライン液を詳しくお話しています
私がブライン液を使い始めた理由は、「鶏むね肉をどうにかして柔らかく食べたい!」と言う気持ちからでした現在、ブライン液を使い続けて、10年が経とうとしていますブライン液に鶏むね肉を漬けると、鶏もも肉に負けず劣らずのジューシー[…]
ステーキの材料
・牛肉(ステーキ用) 2枚
・粗挽き黒こしょう 少々
・オリーブオイル 大さじ1
※今回は、厚さ1㎝ほどのオーストラリア産肩ロースを使用しています
下準備をする
ブライン液を作る
![袋の口をしっかり持ち上下に振る](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ポリ袋にブライン液の材料を入れます
- ブライン液の材料
- ・水 200cc
・塩 10g
・砂糖 10g
ポリ袋の口をしっかり持ち、上下に振って塩と砂糖を溶かします
![ボウルに入れる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ボウルにポリ袋を入れます
※あとで下ごしらえした牛肉を漬けます
牛肉の下処理
筋切り(下処理)する理由
・牛肉を焼いたとき、反り返りを防ぐ
・肉全体の筋を切って、柔らかくする
牛肉の筋繊維は長くて丈夫です
筋繊維を断ち切ることで柔らかく仕上がります
牛肉を美味しく食べるために、丁寧に筋切りや繊維切りをします
![フォークで繊維を切る](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
パックの上で、牛肉にフォークを数か所刺して繊維を断ちます
パックの上で下処理する理由
・まな板を傷つけない
・洗い物を増やさない
![パックの上で穴をあける](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ムラなく牛肉にフォークを刺して下さい
刺したあとのパックはいっぱい穴があきます
※ステーキのでき上がりに支障はありません
![牛肉の筋切り](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
赤身と脂身の境目に、太い筋があります
包丁で、2cm間隔で牛肉の筋を切ります
今回の牛肉は1cm程度なので、筋切りは片面だけ行います
ブライン液の漬け方と漬け時間
ブライン液に漬ける時間はしっかり守りましょう
漬ける時間が短かったり長すぎると、牛肉がパサパサになります
![ブライン液に牛肉を漬ける](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
用意しておいたブライン液に牛肉を漬けます
![ブライン液に牛肉を漬ける](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
空気を抜いて、ポリ袋の口を閉じます
ブライン液に漬けた牛肉は、必ず冷蔵庫で漬け込みます
漬け時間は、4時間~ひと晩です
※時間がない場合は、1時間だけでもブライン液に漬けて下さい
時間があればひと晩漬けて下さい
牛肉がとてもジューシーになり、しっかり下味もつきます
ブライン液の効果がよくわかります
![ブライン液に漬けた牛肉のステーキ](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ステーキの焼き方
①牛肉をブライン液から取り出し常温に戻す(※1)
②フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて強火で火をつける。しっかり熱したフライパンで、牛肉の両面に焼き目をつける(※2)
③両面焼き目がついたら火を止め、牛肉にアルミホイルを被せて余熱で5分火を通す(※3)
④余熱で火が通れば完成です(※4)
※コツ・ポイント
※1牛肉を常温に戻す
![牛肉を常温に戻す](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ブライン液に漬けていた牛肉を、冷蔵庫から取り出し常温に戻します
約30分~1時間で常温に戻ります
※漬けていたブライン液は使い回しできません
※2牛肉を焼く
![牛肉の水気を拭く](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
牛肉の表面の水分を、キッチンペーパーで拭き取ります
牛肉の両面に、粗挽き黒こしょうをかけます
※子供さんが食べる場合や、苦手な方はかけなくても大丈夫です
ブライン液で均等に塩味が入っています
下味がついているので、あとは黒こしょうなどのスパイスで風味をつけます
![牛肉を焼く](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
フライパンに、オリーブオイル大さじ1を入れて強火でフライパンを温めます
しっかり温まったフライパンに牛肉を入れます
そのまま強火で焼き目がつくまで焼きます(約1分半)
※焦げないように注意して下さい
![牛肉を焼く](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
焼き目がついたら裏返して、同じように焼き目をつけます(約1分半)
※焦げないように注意して下さい
※3余熱で火を通す
![アルミホイルを被せる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
牛肉の両面に焼き目がついたら火を止めます
牛肉にアルミホイルを被せて、余熱で5分火を通します
余熱でじんわり火を入れて、肉汁が流れ出るのを防ぎます
美味しさを閉じ込めます!
![フライパンを斜めにする](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
余熱で火を通すとき、フライパンを斜めに傾けておきます
余分な脂が下に溜まります
※4完成
![牛肉ステーキ](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
余熱で火が通れば、完成です
![牛肉ステーキ](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
今回のおすすめ道具
北陸アルミニウム・富来パン
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![ブライン液に漬けた牛肉ステーキ](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ブライン液は、焼くとパサついてしまう安い牛肉を柔らかくしてくれます
ムラなく牛肉に下味がつくのも嬉しいです
調味料もわざわざ買い揃える必要がありません
漬け時間がかかっても、それ以上のメリットが多いんです
ぜひ魔法の水「ブライン液」に牛肉を漬けて美味しさを味わって下さいね
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。