今回は、
【ブライン液】鶏むね肉でジューシーなとり天を作ります
![ゆき 吹き出し](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
・鶏むね肉をブライン液に漬ける
・ブライン液で鶏むね肉をしっとりさせる
・ブライン液で均等に塩味をつける
ブライン液の効果で
鶏肉が柔らかくなります
ブライン液とは、もともと塩を溶かした水のことを言います。現在は水に塩と砂糖を溶かしたものをブライン液と呼んでいます
(簡単な自己紹介)フクヒロキッチン・ゆき♪です。男女二人の子供を育てながら、スーパーのデリカコーナーで10年以上主任をしていました。お店の経験を活かしながら『 楽しく食べる 』話題を中心に情報発信をしています♪(プロフィールはこちら)
![美味しそうなとり天](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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今回使用する材料
ブライン液の材料
・水 200cc
・塩 10g
・砂糖 10g
※ブライン液は、水に対して5%濃度の塩と砂糖を溶かした調味液です
水100ccなら塩と砂糖各5g、水300ccなら塩と砂糖各15gで作ります
こちらの記事で詳しくブライン液を紹介しています
私がブライン液を使い始めた理由は、「鶏むね肉をどうにかして柔らかく食べたい!」と言う気持ちからでした現在、ブライン液を使い続けて、10年が経とうとしていますブライン液に鶏むね肉を漬けると、鶏もも肉に負けず劣らずのジューシー[…]
とり天の材料
・鶏むね肉 1枚(約300g)
A下味
・Aにんにく 小さじ1/2
・Aしょうが 小さじ1
・A醤油 小さじ1/2
・Aごま油 小さじ1
B衣
・B冷水 70㏄
・B卵 1個
・B小麦粉 大さじ5
・B片栗粉 大さじ2
・揚げ油 適量
※ブライン液200ccには、鶏むね肉2枚が漬けられます
ブライン液・とり天の作り方
1、ブライン液を作る(※1)
2、下ごしらえした鶏むね肉をブライン液に漬ける(※2)
3、鶏むね肉に下味をつける(※3)
4、鶏むね肉に衣をつけ170℃の油で揚げる(※4)
5、完成です(※5)
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※コツ・ポイント
※1ブライン液の作り方
![ブライン液を作る](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ポリ袋にブライン液の材料を入れます
- ブライン液の材料
- ・水 200cc
・塩 10g
・砂糖 10g
ポリ袋の口をしっかり持ち、上下に振って塩と砂糖を混ぜ合わせます
※塩と砂糖をしっかり溶かしましょう
![ブライン液をボウルに入れる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ブライン液はボウルに入れて置いておきます
※あとで下ごしらえした鶏むね肉を漬けます
※2ブライン液の漬け方
![そぎ切り](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶏むね肉に皮がついていたら取り除きます
皮目を上にして、鶏むね肉をそぎ切りにします
そぎ切りとは、
食材に包丁の刃を寝かせて入れ、そぐように切ります
利き手で包丁を持ち、反対の手で胸肉を軽く押さえ、指の下にある鶏肉を引くようにして切ります
角度をつけて切ると表面積が大きくなり火の通りが早くなります
また、短時間でも味がしみ込みやすくなります
※初めに取り除いた皮は、皮の唐揚げにしたり、炒飯に入れたり、湯引きしてポン酢をかけると美味しく頂けます。私は皮を冷凍して、貯まってきたら使うようにしています
![空気を抜いてビニール袋の口を閉じる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そぎ切りにした鶏むね肉を、準備しておいたブライン液に漬けます
空気を抜いてポリ袋の口を閉じたら、冷蔵庫で2時間漬け込みます
※4時間ほど漬けるとしっかり下味が入ります。時間があれば4時間漬けた鶏むね肉を味わってみて下さい
ブライン液に漬けた鶏むね肉は必ず冷蔵庫で保存します
常温で置くと雑菌が繁殖する可能性があります
※3鶏むね肉に下味をつける
![鶏肉に下味をつける](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ブライン液から鶏むね肉を取り出し、ざる又はキッチンペーパーで水気を切ります
※ブライン液から出した鶏むね肉は水洗いしません
水気が切れたら、Aの調味料をもみ込みで10分ほど漬け込みます
- Aの調味料
- Aにんにく 小さじ1/2
Aしょうが 小さじ1
A醤油 小さじ1/2
Aごま油 小さじ1
ブライン液につけた食材は均等に塩味がつきます
調味料で下味をつけなくても、美味しいとり天が作れます
今回は少し下味をつけました
※私は食材の水切りに、早く水切りができるカンダの盆ざるを使っています
※4鶏むね肉を揚げる
![衣を作る](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ボウルに冷水と卵を入れ、よく混ぜ合わせ卵水を作ります
そこに残りの小麦粉と片栗粉を入れざっくり混ぜ合わせます
※粉が少々残っていても構いません
- Bの材料
B冷水 70㏄
B卵 1個
B小麦粉 大5
B片栗粉 大2
小麦粉と水をよく混ぜるとグルテンが発生します
グルテンは水分を包み込むのでモチッとした仕上げりになります
今回は衣をサクサクにしたいのでざっくりと混ぜ合わせます
![衣をつける](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
揚げ油を170℃に温めます
揚げる直前に鶏むね肉に衣をつけ、しっかり温まった油に入れます
※衣を早くつけすぎると、でき上がりがべちゃっとするので気をつけましょう
![鶏むね肉を揚げる](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
油に入れた鶏むね肉は、衣が少し固まるまで触りません
衣が少し固まったら、箸でとり天の上下を返します
鶏肉の厚みで揚げ時間は前後しますが、約5分揚げます
※火の通りが心配なときは、ひとつ取り出し半分に切って中心を確認して下さい
鶏むね肉は、揚げすぎると水分が抜けて固くなるので注意して下さい
※5とり天・でき上がり
![ブライン液につけた、とり天](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
揚がったとり天をバットにとり、余熱で少し火を通します
ブライン液に漬けた鶏むね肉で作る「美味しいとり天」の完成です
ご飯との相性は言うまでもありませんが、パンにのせたり挟んだりしても美味しいですよ
とり天のだし茶漬けもおすすめです
冷めてもパサつかずしっとりしているので、お弁当のおかずにもむいています
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ブライン液・レシピ集
ブライン液に漬けられる食材は肉のほかにも、魚、野菜、豆腐や卵だって漬けられるんです
色んな食材をブライン液に漬けて楽しんでみませんか?
ブライン液のレシピを集めました!ぜひ参考にして下さい
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![とり天と大根おろしわさび](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ブライン液・おすすめの一冊
塩糖水漬けレシピ
※ブライン液=塩糖水
塩糖水のわかりやすい説明と、素敵なレシピが充実した一冊です
簡単に作れるレシピから本格的なレシピまで、色んな料理が勢ぞろいしています
塩糖水が楽しめる素敵な本です
![とり天と大根おろしと醤油](https://fukuhiro1.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鶏むね肉のメリットは、低脂肪で高たんぱく、値段も安く家計の味方!
しかし、火を通すとどうしてもパサついてしまいます
そのパサつき問題を解決してくれるのがブライン液なんです
ブライン液は、魔法の水とも呼ばれています
家にある調味料で魔法の水が作れるのも嬉しいですよね
食材に魔法をかけてくれる、ブライン液をぜひ楽しんで下さい!
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
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